新潟知事選に感じること

『新潟知事選の結果』
新潟知事選で原発推進に慎重な候補が当選しました。
最近の傾向を見ると、沖縄の基地問題や原発再稼動の問題など、政府が推し進める政策に反対する考えを持った知事が誕生しています。
沖縄問題、原発問題共に賛否は分かれて当然です。恩恵を受けている人、被害を受けた人や、被害を受ける可能性がある人などが混在する以上それなりの意見があります。
わが日本は民主主義の多数決で決定する国です。選挙で決まった以上はそれが決定です。
『国と地方のねじれ』
しかし考えてみると国会議員も選挙です。選挙で勝った現在の与党が推進するのは当然の決定です。ここで政府と地方のねじれ現象が起きています。
地方の知事選をやれば政府に否定的な候補が勝つ、しかし、国政選挙をすると現在の与党が圧勝する。
これは何なんでしょう?おかしな現象です。
私が考えるのは、国の運営にかかわる経済政策や福利厚生などは与党にやってもらいたいが、原発政策などはやめてもらいたいということでしょう。逆に野党は今の制度を止めることは出来るが国は任せられないということです。
『原発の安全神話』
原発問題は未だに収拾のつかない福島第一原発の問題があります。一旦事故が起これば人間の手ではどうにも出来ないことがわかりました。それなのに一番安全といっている理由がわかりません。自然災害は津波や地震だけではありません。巨大竜巻や巨大台風、大雨による大洪水、更には老朽化による内部的な事故など、何が原因で起こるのかわかりません。
わが国の事故を教訓に原発を廃止する国も出てきています。更にもう一つ、一番コストの安いのが原発といわれていましたが、廃炉に膨大な費用がかかるので、費用を電気料金に転嫁しようという動きも見えています。こんな状況を国民の多くが知って、今回のような国と地方のねじれが出てきているのだと思います。
『情報は漏れている』
今の世の中は情報が光速といっていいくらいのスピードで飛んできます。昔は黙っておけば国民はわからないだろうでしたが、今はどんな情報でもリークされネットを初めメディアに流れます。都知事の政治資金問題、豊洲問題や、東京五輪費用問題がいい例です。まずい情報が流れると必死に火消しを行います。火消しを行うと新たに次の情報がリークされます。言い訳をして言い訳が更に悪い連鎖を起こして今います。
テレビで報道され煽られ、さらに新しい情報が出てきて、国民が関心を持って見聞きし調べたりします。
『まとめ』
新潟知事選が今の日本を物語っていると思います。国会や政府は机上の論理で物事を進めてきましたが、今や国民が情報を持ち、知識を身につけています。ですから政府の方針に反対するところはズバッと反対する。もっと地方を見てくれ、地方の実態を知ってくれと言いたいばかりにです。
沖縄に米軍基地を押し付けるな!と言ってきたことが、原発を地方に押し付けるな!に広がってきていると思います。このような地方の反乱は今後も広がると思います。政府が地方の声にどれだけ対応できるかがカギです。

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